理論的には、前から公訴棄却ないし無罪だと思っていたが、本当に無罪になるとは思わなかった。
(裁判所は「表現の自由」の価値を軽くみていると思っていたので) 反戦ビラ訴訟、3被告に無罪 地裁八王子支部(朝日新聞) http://www.asahi.com/national/update/1216/020.html 正当な判決だと思う。 ただし、検察側は控訴すると思われる。まだまだ予断は許さない。 ※追記 「実務家は、司法試験合格と共に憲法学を忘れる」と言われる。 「人権処理パターン」に従い、違憲答案を平気に書いていた受験生が、合格したとたんに違憲答案を書かなくなる。 (「人権処理パターン」なんて言葉は、誰が作ったんだ?「処理」「パターン」は、本当によくない言葉である) 司法研修所でも、憲法問題は取り扱わない。 (全く取り扱わないことはないと思うが) しかし、こういう事件があると、憲法はやはり大切なのだ、と思ってしまう。 (憲法が大切なことは、改憲論だろうが護憲論だろうが関係ない。制定法である以上は、遵守するのが当然)
by meronpanss
| 2004-12-17 00:17
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