いわゆる肢別本

大学生協書籍部に並んでいた。
短答対策に一定の威力を発揮しよう。また、知識修得度確認にも役に立つ。

2007年版 択一式・肢別過去問集「考える肢」(早稲田セミナーホームページから)
http://www.w-seminar.co.jp/shihou/text/kangaerushi.html

短答を解く場合、間違ったところはなぜ間違えたのか、それを各自が使用する基本書・予備校本を通じて確認し、知識を確実に習得することが必要だと思われる。当たり前のことだが、気がつくと問題を解くことが目的化し、復習それ自体を怠ってしまう危険がある。
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# by meronpanss | 2006-08-24 16:48

法律学における議論

みなさま、おはようございます。

法学セミナー9月号
http://www.nippyo.co.jp/maga_housemi/hg0609.htm

注目される記事
特別企画=第12回インターカレッジ民法討論会
第1部=緊張感の中にも笑いが絶えないゼミ対抗討論会 松岡久和
第2部=出題の意図と解説 藤原弘道
第3部=これが優勝ゼミの報告だ 京都大学松岡久和ゼミ
第4部=白熱!教員討論
中田邦博・金山直樹・若林三奈・藤原弘道・森山浩江
坂東俊矢・七戸克彦・松岡久和・孕石孟則・佐藤啓子

このような取り組みは、注目に値する。詳しくは記事を参照して欲しいが、学生、教員共に活発な議論をしている点が注目される。

蛇足
法科大学院は学部に比べて少人数教育であるが、学部の演習よりは人数が多くなるので、議論はしにくくなっている。
また、授業で積極的に発言する人よりも、期末試験でよい答案を書く人の方が(例え授業中一言も発言しないとしても)良い成績評価が得られるようである。(期末試験・レポートにウエイトがおかれる)法科大学院の成績評価のシステムからも、それは必然であろう。

これまで法律系の研究者・実務家に数多くお会いしてきたが、法律学における議論を否定する人はいなかった。しかし、どこまで本音なのかは分からない。見ている限り、自由活発な議論に意味を有していない人、自由な議論を嫌っている人は、決して少なくないように思える。
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# by meronpanss | 2006-08-23 07:00

それどころでは

ないような気がする。

安倍氏「新しい憲法書いていく」…政権構想に盛る意向(YOMIURI ONLINE。読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6600/news/20060822i405.htm

現在の日本の課題として、憲法改正は最優先課題と言えるだろうか。私はそうは思わない。
憲法改正へのエネルギーがあるならば、他にやるべきことはあるような気がする。
私は護憲派でもなく、9条絶対維持派でもない。しかし、現時点での憲法改正には消極的である。なぜなら、あんまり意味を感じないからである。憲法を変えたところで、日本社会が劇的によくなるとは到底思えない。もっとやるべきことはある。

憲法改正派は憲法改正がなぜ必要か。それを主張する必要があろう。
「押しつけ憲法だから」、「前文が気にくわないから」程度では弱いのではないか。

しかし、改憲派の面々は靖国参拝肯定派が多数であるが、そういう人たちが、平然と「参拝は信教の自由である」と日本国憲法を前面に出すのは、何か腑に落ちない。

安倍氏には憲法改正よりも、自分が総理大臣になった場合に、北朝鮮との関係、特に拉致問題を「具体的に」どうするのか、それを語ってもらいたい。未解決の拉致問題の解決こそ、安倍氏の最優先課題ではないか。
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# by meronpanss | 2006-08-22 20:01

ナウカ書店の破産

ナウカ書店:ロシア語の老舗が最後の奮闘 神田神保町(MSN-Mainichi INTERACTIVE。毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060822k0000e040017000c.html

蛇足
ソ連崩壊後、ロシアは世界の中でどう位置づけるべきか。実はあまりよく考えられていない。
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# by meronpanss | 2006-08-22 18:28

まもなく発売

22日には店頭に並ぶ模様。

aiko「彼女」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000GRUR78/sr=8-1/qid=1156176053/ref=sr_1_1/503-0061314-6018347?ie=UTF8&s=gateway
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# by meronpanss | 2006-08-22 01:01

共謀罪に関する論文

自由と正義8月号
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/jiyutoseigi/2006_8.html

その中で、
「治安国家」の代償  松原祐紀
がある。
松原先生は、立命館大学法科大学院にて各種のゼミをご担当されていたり、立命館大学エクステンションセンターにて講座もお持ちである。

この論稿は共謀罪について検討したもの。
早速読んでみたが、実務家の論稿としては珍しく、刑法「理論」に立ち返った精緻な検討がなされている。

蛇足
刑法理論が、共謀罪の立法作業や世論にどれだけのメッセージを与えるかは未知数である。
関西を中心に「共謀罪は刑法理論的おかしいではないか」というメッセージが出されているが、当局は「ああそうですか。でも、国会は最高機関ですから。国会が決めれば、理論は吹っ飛びます」という姿勢のように見える。
理論というものはその程度なのだろうか。そう考えると、刑法理論は誰のためのものなのだろうか?
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# by meronpanss | 2006-08-20 17:35

会社法のテキスト

以前、当blogで柴田和史『株式会社の基本[第3版]』(日本経済新聞社・2006年)をおすすめしたが、葉玉先生も薦めていたことを最近知った。
(葉玉blogは頻繁に参照しているが、このエントリーはどうも読み飛ばしてしまったらしい)

会社法の本(会社法であそぼ。)
http://blog.livedoor.jp/masami_hadama/archives/50869833.html

以下、引用
「それで、最近、初学者用に最適だと思っているのは
 ビジュアル 株式会社の基本  柴田和史先生
です。
 柴田先生の本は、見開き2頁の左が解説・右が図表という形式で統一されていて、薄いのによくまとまっています。
 解釈論等は少ないし、これだけで足りるというほど、司法試験は甘くないですが、初学者にとって重要なことは、「手を広げすぎず、基本的なところを確実にマスターすること」なので、その目的には十分だと思います。
 「薄い」というと、ネガティブな印象かもしれませんが、情報の取捨選択能力がない時期に読む本としては、情報が適切に絞り込まれているということが最大のポイントなんです。
 私なら、この本の図表をもとにノートを作り、それに、いろいろな解釈論を付け足していきますね」

蛇足
葉玉blogには、ときたまノート作りが強調されている。
ノート作りの勉強など、廃れてしまったかと思ったが、そうではなかったようである。
本当の初学者にとってノートを作るのは至難の業であり、有害になる可能性もあるが、ある程度のレベルに至れば、自分自身で「ノート」を作ることを通じて、知識を整理・集約化することが、試験対策という意味でも有益のような気が最近している。
もちろん、ノート作りとは、大学ノートやルーズリーフに手書きでていねいに書くことだけではない(この方法では、多くの人が挫折する)。要は知識の整理・集約化ができればそれでよいのである。その意味では、1科目全体を1冊でまとめた本(例えば山口厚先生の『刑法』。そのほか、いわゆる択一六法でも良いだろう)を買ってきて、そこに情報を集約させる方法もある。要は、試験直前に見返すことのできる1ノート、1冊または1ファイルを用意することであろう。
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# by meronpanss | 2006-08-20 17:11

倒産法のテキストとして

倒産法の本として、ちょうどいい一冊になるかもしれない。

山本和彦=中西正=沖野眞已=笠井正俊=水元宏典『倒産法概説』(弘文堂・2006年)2006年9月2日発売
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2268.html

(倒産法)新司法試験委員の山本先生も執筆陣に入っている。
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# by meronpanss | 2006-08-16 00:34

靖国参拝を思う

首相靖国参拝:小泉首相、靖国神社に参拝(MSN-Mainichi INTERACTIVE。毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060815k0000e010004000c.html

憲法が定める政教分離との関係は別として(おそらく、現在の判例の基準からすれば合憲となると思われる)、
A級戦犯が合祀されている点はやはり無視できないであろう。
一部の論者が言うように、極東軍事裁判の正統性に疑義があるというのであれば、首相はそれを主張すべきできある。
しかし、小泉首相はそこまでは踏み込んではいないようである(極東軍事裁判は認めているようである)。これはアメリカへの配慮なのだろうか?

蛇足
通学校LSの憲法の試験問題は、政教分離の事例問題が出たらしい。
政教分離といえば目的効果基準(判例)であるが、試験講評によれば、「レーモンテスト」で答案を書く答案もそれなりにあったようである。
判例が目的効果基準を採用している以上、レーモンテストで答案を書く場合は、それなりの論証が必要ではないだろうか。
最終的にどの学説を採用するかは、受験者の自由であるし、学説の違いで減点されてはならない。しかし、実務家養成の法科大学院である以上、判例の基準がまず出発点とされるべきだと考える。(判例があるのに)判例を無視した答案は、減点されても仕方がないように思われる。
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# by meronpanss | 2006-08-15 09:45

ケースメソッド公法・改訂へ

9月まで待ちましょう。
改正行政事件訴訟法対応など、大きな改訂がある。

市川正人=曽和俊文=池田直樹『ケースメソッド 公法 第2版』(日本評論社・2006年)
https://sslserver.sbs-serv.net/nippyo/korekara/bookinfo.asp?No=2891

新司法試験委員の市川先生も関与した1冊であり、新司法試験対策として無視できない1冊と思われる。
近く買おうと思っていたが、待ってよかったと思っている。
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# by meronpanss | 2006-08-15 09:36

破産から民法がみえるの改訂

民法学習者も破産法学習者も必読であろう。

小林秀之『新 破産から民法がみえる-民法の盲点と破産法入門』(日本評論社・2006年)
https://sslserver.sbs-serv.net/nippyo/korekara/bookinfo.asp?No=2893
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# by meronpanss | 2006-08-15 09:27

hitomiニューアルバム

みなさま、おはようございます。

待望のhitomiニューアルバム。2年4ヶ月ぶりとのこと。

9月27日 約2年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバム『LOVE CONCENT』発売決定!(hitomi Official Websiteより)
http://hitomilovelife.net/news/060810.html

初回盤が欲しいところである。
ちなみに、hitomiもaikoと同じくもう30代である。どちらも30代には見えないですねえ。
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# by meronpanss | 2006-08-12 05:26

江頭先生の会社法発売決まる

速報。
江頭先生の『株式会社法』の発売日が8月31日に決まったようです。

参考URL
成文堂法律専門書インターネット書店
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/index.htm

※ただし、突如となって変更になる可能性もあります。ご注意下さい。また、有斐閣のホームページでは9月上旬発売予定となっています。
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# by meronpanss | 2006-08-12 02:00

ペーパームーンカフェ

美味しそう。

京都ペーパームーンカフェ
http://www.papermoon-cafe.com/
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# by meronpanss | 2006-08-12 01:53

基本書を「読む」と言うこと

落合先生のコメント。研究者ではなく、実務家の意見である。

[法曹養成]法科大学院の講義を終えて(弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」より)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060809#1155052256

次の部分は同感であり、実践しなければならないと感じている。
「せっかく法科大学院に在籍している以上、基本書等を徹底的に読み徹底的に考えてほしい、という気がします。司法試験受験予備校が出したテキスト等を読むな、といった硬直化したことは言いませんし、むしろ、そういったものを含め、貪欲に読み、考える、という旺盛な意欲がほしいと思います」

基本書を繰り返し、繰り返し読むことで、法律ははじめて理解できるものだと考える。定評ある基本書を読むことを通じて、知識のみならず、法律の論理構成、法的文章の表現などが習得できるものであろう。また、法律の体系を理解するには、基本書の通読は不可欠だと考える。つまみ食い的な読書では、いつまでたっても法律の体系は理解できないであろう。
基本書を繰り返し読むという、地道な作業は、新司法試験対策においても必要であろう。

私のコメントに賛同する必要はありませんが、落合先生のコメントは必読です。
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# by meronpanss | 2006-08-11 02:20

選択科目の基本書

経済法選択者の方へ。経済法基本書のご紹介。

金井貴嗣『独占禁止法 〔第二版〕』(青林書院・2006年)
http://www.seirin.co.jp/bin/view/014035.html

実は新司法試験の選択科目として経済法も考えていたが、
通学校は経済法関係科目が2単位しかないため、断念した。
(ただし、経済法が新司法試験の選択科目になったことに鑑み、次年度から経済法についても演習科目が設置される見込み)

学部時代、私は金井先生の講義を履修・聴講した。
学問に対して非常に厳しい方である。今は法学部と法科大学院の双方で教鞭をとっていらっしゃるようである。
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# by meronpanss | 2006-08-09 21:51

環境法の入門書に

環境法のスタートは、この1冊になりそうである。おすすめ。
新司法試験委員によるものである。

北村喜宣『プレップ環境法』(弘文堂・2006年)
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2425.html
※北村和生先生とは(おそらく)関係ありません!

環境法の考え方、環境法の勉強の仕方を知るためにはよい本である。
環境法は、当分の間、予備校本が出ない選択科目であろう。
(労働、倒産とは大違いである。両者は既に発刊済み)
ただ、環境法は民法、行政法の応用的科目と考えると、お得な科目である。

しかし、環境法の受験生が少ないと、予備校本などが出る以前に、選択科目から外されてしまうかも知れない。
その意味で、当面の新司法試験「選択科目」は呼び込み合戦になる可能性がある。難しい問題を出すと、受験生が来なくなってしまうからである。難しいと思われて敬遠される科目ほど、案外基本的な出題かもしれない。
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# by meronpanss | 2006-08-09 21:42

自転車二人乗り

れっきとした違法行為である。

自転車2人乗り許さない 警告無視の高校生を書類送致へ(Yahoo!ニュース。河北新報社)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000002-khk-toh
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# by meronpanss | 2006-08-09 10:41

新著

注目されよう。

寺崎嘉博『刑事訴訟法』(成文堂・2006年)
http://218.216.69.71/seibundoh/book_s/bookinfo.asp?Isbn=ISBN4-7923-1730-4
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# by meronpanss | 2006-08-09 01:07

最初の一冊

会社法について。

薄い本で全体像を把握する。

宍戸善一『ベーシック 会社法入門[第5版]』(日本経済新聞社・2006年)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532118085/503-3932349-4655944?v=glance&n=465392&s=gateway

柴田和史『ビジュアル 株式会社の基本[第3版]』(日本経済新聞社・2006年)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532119081/503-3932349-4655944?v=glance&n=465392&s=books

いきなり厚い本を読んでも挫折するだけであるから、こういう本から始めるのがよいと考える。
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# by meronpanss | 2006-08-07 15:13