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これまた

東京法科大学院が設立断念
http://www.tokyo-lawschool.net/

関係者等には大変失礼だが、これまた予想通りの展開。
おそらくは教員の確保が最大のネックだったのではと推測される。

一方で・・・
静岡大学が2005年度法科大学院設立へ動き出している。ただし、まだ予定の段階である。
http://www.shizuoka.ac.jp/kousai/
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by meronpanss | 2004-06-30 02:05

愛媛県玉串料違憲判決における尾崎行信裁判官の意見

愛媛県玉串料違憲判決における尾崎行信裁判官の意見
http://courtdomino2.courts.go.jp/schanrei.nsf/VM2/314AB12A8310819649256CE700478EDC?OPENDOCUMENT

 (前略)本件の玉串料等の奉納は、その金額も回数も少なく、特定宗教の援助等に当たるとして問題とするほどのものではないと主張されており、これに加えて、今日の社会情勢では、昭和初期と異なり、もはや国家神道の復活など期待する者もなく、その点に関する不安はき憂に等しいともいわれる。
 しかし、我々が自らの歴史を振り返れば、そのように考えることの危険がいかに大きいかを示す実例を容易に見ることができる。人々は、大正末期、最も拡大された自由を享受する日々を過ごしていたが、その情勢は、わずか数年にして国家の意図するままに一変し、信教の自由はもちろん、思想の自由、言論、出版の自由もことごとく制限、禁圧されて、有名無実となったのみか、生命身体の自由をも奪われたのである。「今日の滴る細流がたちまち荒れ狂う激流となる」との警句を身をもって体験したのは、最近のことである。情勢の急変には一〇年を要しなかったことを想起すれば、今日この種の問題を些細なこととして放置すべきでなく、回数や金額の多少を問わず、常に発生の初期においてこれを制止し、事態の拡大を防止すべきものと信ずる。(後略)

※強調はGakによるもの。
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by meronpanss | 2004-06-29 21:44

ナマ野中

今日、立命館大学衣笠キャンパスに、前衆議院議員の野中広務氏が来る。「2004年度法学部 法政特殊講義」の特別ゲストとして。今日はLSの授業もないので、もぐってみることに。

今日は地方と政治のあり方の話が中心だった。野中氏は、地元園部町の町会議員、町長、そして京都府議、副知事経験者であり、地方自治に長けている。

今日は、やはり場をわきまえてか、あまり裏話は出ず。また、参議院選挙が近いので、現在の政権の悪口も出ず(仁義を守る人である)。

それでも、経験をふまえた話を聞けたことは貴重だった。また、「時代は危険な方向に向かっている」というコメントは、胸にしみた。

驚いたことが1点。教室の中で私語がなかったこと。300名ほど学生が来ていたと思うが、誰1人私語をしていなかった。やはり、まともな話をすれば、学生は聞く耳を持つのである。
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by meronpanss | 2004-06-29 21:35

法曹養成検討会と司法修習

法曹養成検討会の議事録。司法修習の給費制の問題について(萩澤先生のホームページで知りました)

司法制度改革-法曹養成検討会(第23回)議事概要
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/kentoukai/yousei/dai23/23gaiyou.html

さて、LSAT的に問題
この議論で前提とされているものは何か?
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by meronpanss | 2004-06-29 21:25

大学入試センター適性試験

2004年度の大学入試センター試験が26日に実施された。傾向が変わったようで、結構苦しんだ人も多かったそうである。入試センターも色々やるものである。受験された方々にはお疲れ様、と言いたい。

大学入試センター-平成16年度法科大学院適性試験(本試験)正解
http://www.dnc.ac.jp/houka/16/seikai.html
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by meronpanss | 2004-06-28 00:13

松井茂記の憲法観

松井茂記『日本国憲法[第2版]』(有斐閣。2002年)、4-5頁より以下引用

 筆者は1955年に生まれた。「戦争を知らない世代」といわれたベビーブーム後の世代である。大学紛争のあとの挫折感と無力感が広がりつつある時代風潮の中で、われわれの世代は「シラケ世代」だとも呼ばれた。燃え上がるような情熱で社会を変革しようとしても、結局何もできないことを切実に感じた時代である。何事であれ「さめた目」で見てしまうことがわれわれの世代の共通項かもしれない。
 だが、そのおかげで、われわれの世代は、それまでの世代とは異なり、日本国憲法に対してもさめた目で見ることができた。また、結局のところ何もできないのは、われわれ自身が過去の思考の呪縛にとらわれて、自由な発想ができないせいであることも分かった。これを打ち破られなければ、未来はない。その結果、われわれの世代は、日本国憲法を見直し、過去の憲法学と異なる憲法学を打ち出すことができた。本書に示したアプローチは、筆者なりの見直しの結果である。
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by meronpanss | 2004-06-27 17:51

松本サリン事件から10年

松本サリン事件から10年。関連記事

松本サリンから10年…河野さん一家の闘い、今も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000415-yom-soci

遺族や河野さん、国の被害者支援訴える 松本サリン事件
http://www.asahi.com/national/update/0627/006.html

松本サリン事件で継続的救済・国に要望書
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040627AT1G2600S26062004.html

松本サリンから10年、心身の傷消えぬまま
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040627AT3K2603L26062004.html

政府・与党は、「犯罪被害者保護法」になぜもっと力を入れないのか。一方で、有事法制や国民保護法制には力を入れている。逆転現象が起きている。国民が日々感じている「有事」とは、外敵(某国)からの攻撃ではなく、犯罪や天災ではあるまいか。
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by meronpanss | 2004-06-27 14:13

参議院選挙

言うまでもなく参議院選挙が公示された。
目玉の選挙区がないので、今ひとつ盛り上がらず。しかし、イラク(多国籍軍と自衛隊の関係)・北朝鮮、年金、経済政策など争点は数限りなくある。案外、重要な選挙戦になりそうだ。

てっきり京都で投票するものかと思っていたが、考えてみれば、まだ転居から間もないので、京都市の選挙権資格要件を満たしておらず。したがって、私が有している選挙権は、前の住居地の選挙区(今日、前の住居地の役所から届いた投票用紙で知った)。

7月の参議院選挙は、現住居地と投票する選挙区が一致しない人が案外多いのではないか(3月下旬~4月上旬は引っ越しのピーク)。また、郵送投票も出来るが、それはちょっと面倒である。そこまでして・・・という人が多数を占めてもおかしくない。それが意外にも、低投票率をまねているのかも知れない。

ちなみに、立候補者一覧は以下のページで知ることができる。

Yahoo!ニュース - 第20回参議院議員選挙
http://headlines.yahoo.co.jp/election2004/
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by meronpanss | 2004-06-27 00:59

ウィルス情報

最新のウィルスに関する情報

HP見ただけで感染、個人情報バラまきウイルス急増中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000403-yom-int

シマンテックのサイトより
JS.Scob.Trojan
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/j/js.scob.trojan.htm
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by meronpanss | 2004-06-26 16:08

判例評釈

もし、明日までに、ある判決についてレポートを書いてこい、と言われたら書けるだろうか。おそらく無理だろう。

しかし、それを「外形上」平気でやっている人たちがいる。それは新聞記者である。ある大きな判決が出ると、その翌日には批判なり、賞賛なりのコメントが社説などに出ているのが通例である。よく考えてみれば、これは驚異的である。判決に対して真面目にコメントしようと思えば、判決文を精査に検討し、過去の判例・裁判例・学説を調べなければ出来ないはずなのに。

でも、感心するには及ばない。おそらく、新聞記者の多くは、判決文の全文を読んだりはしていない。いわんや、過去の判例や学説の状況など知らないだろう。したがって、日本の新聞社の判決文へのコメントは極めて薄っぺらいものと考えなければならない。現にそういうものが多い。

国・行政側が負ける判決が出ると、通例、産経・読売が批判・慎重な社説を出し、朝日が絶賛の社説を出す。単純である。

日本の新聞社には、どうも法律にかなり精通した専門記者かがいないように思える。アメリカにはアンソニー・ルイスという有名な法廷記者がいたものだが。
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by meronpanss | 2004-06-25 21:00