手形・小切手法をこれから勉強する人には、やはりこの本だろう。
木内宜彦『プレップ手形法』(弘文堂) http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2408.html http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4335310498/qid=1093683914/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-0859774-1497831 私も後期の授業に備えて、さっきまで読んでいた(学部時代に読んでいたので、正確には「読み返した」)。 いくつかの引用。 35頁より 「手形法の本格的な学習を始めるまでには、ぜひ民法の財産法は一通り学習しておいてもらいたい。そして民法の理解がしっかりしていれば、手形法はとてもやさしい分野だということに気がつくと思う」 60頁より 「手形法はむずかしいとよくいわれる。しかしそれは、手形法が民法などとまったく別世界にあるものだと思い込んでしまって、何もかも新しい概念や法律構成を覚えようとするからだろう。もともと手形がどんなもので、どんな用いられ方をするのかもわからなかったところに、概念や法律構成といわれても、それがなかなか頭に入ってこないのは無理もない。しかし手形法は、実際には民法の債権法のごく一部の特別法にすぎないのだということになれば、話しは違ってくるだろう」 ※強調はGakによるもの。
by meronpanss
| 2004-08-28 18:09
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