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環境法の入門書に

環境法のスタートは、この1冊になりそうである。おすすめ。
新司法試験委員によるものである。

北村喜宣『プレップ環境法』(弘文堂・2006年)
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2425.html
※北村和生先生とは(おそらく)関係ありません!

環境法の考え方、環境法の勉強の仕方を知るためにはよい本である。
環境法は、当分の間、予備校本が出ない選択科目であろう。
(労働、倒産とは大違いである。両者は既に発刊済み)
ただ、環境法は民法、行政法の応用的科目と考えると、お得な科目である。

しかし、環境法の受験生が少ないと、予備校本などが出る以前に、選択科目から外されてしまうかも知れない。
その意味で、当面の新司法試験「選択科目」は呼び込み合戦になる可能性がある。難しい問題を出すと、受験生が来なくなってしまうからである。難しいと思われて敬遠される科目ほど、案外基本的な出題かもしれない。
by meronpanss | 2006-08-09 21:42
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