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これは

逆効果なような気がする。

NHK:総務相、スクランブル化「議論する」(MSN-Mainichi INTERACTIVE。毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051217k0000m040023000c.html

すなわち、支払っている人だけが見られるTVにするということである。
しかし、徴収の際に「払わないとスクランブル化されますよ」と脅されても
「別に構いません」と言う人の方がほとんどではないか。
効果がないどころか、逆に増える危険もある。

まあ、不払者がスクランブル化されて困ると言えば、「紅白歌合戦」が見られないだけだろうか。
(すなわち、aikoや大塚愛が歌っているところが見られないということである)
しかし、紅白歌合戦は絶対に見たい、見ないと死ぬ、という類のものではなかろう。
(例年、視聴率が高いのは、視聴者の「消極的選択」である)
いざとなれば、ラジオもある。

公共放送として本当に必要というならば、受信料制をやめて税金で運営するのはどうだろうか。
(ただし、ニュースにはバイアスがよりかかると思われる)
公共放送としての役目を終えたというのであれば、それこそ構造改革としての「民営化」ではないだろうか。

※追記
色んな記事を読んでみたが、現時点で、スクランブル化の検討対象となっているのは「BSデジタル」部門のようである。地上アナログ放送は関係ないようである(技術的に、地上アナログ放送のスクランブル化は無理だろうか?)。ただ、ご存じの通り、2011年でアナログ放送は終了し、デジタル放送に一本化されるので、全く関係ない話でもない。
by meronpanss | 2005-12-16 23:39
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