微調整が少しずつ行われているようである。要注意である。
平成18年新司法試験実施打合せ考査委員会議議事要旨・配布資料(法務省ホームページ) http://www.moj.go.jp/SHINGI2/SHINSHIHOU/051116-1.html ※短答の足きり点が40パーセント点以下に切り下げられていることは注目に値する。 試験委員名簿で気になることいくつか(※あくまで私見であることに注意) 第1:商法の試験委員について 新会社法制定に携わった人(うち1名は、立法担当者の解説でおなじみの人である)や、最近のM&A関係の事件で担当判事になっている人が試験委員である。商法の試験形式・内容については、(現行試験と比べて)何か変化がありそうな「気がする」。もちろん、基本が大切なことには変わりがないだろうが。 第2:刑事訴訟法の試験委員について 要注意ではないか?(学者委員については)一部の学派(と言っても、現在の主流)に占有されている気がする(1名だけ全く別学派がいるが)。受験生の間ではよく使われている「基本書」の執筆者(北海道の方に在住である)的な試験委員はいない。 刑事訴訟法においては、「人権万歳」的な答案を書いていれば(比喩表現)、刑事訴訟法の答案の体を為すと思っている人もいるかもしれないが、今回試験委員の主流を占めた学派は、「人権万歳」と書いていれば許される人たちではなく、「条文解釈」を極めて大切にする学派のように思われる。 ※情報は、iboxさんのblogから。
by meronpanss
| 2005-12-06 22:33
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