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事実と結果をみてもらう

新司法試験の合格者数に関する朝日新聞の報道から、インターネット上は非常に騒がしい。

新司法試験合格者枠増加を主張するLS関係者(LS生、LS教員)、逆に、現行司法試験合格者枠の維持を主張する現行受験生や法曹実務家の声もある(「一部の」法曹実務家の声は厳しい)。

しかし、LS生の私としては、とにかくLSの事実と結果をみてらもうしかないと思う。「法科大学院生の7割から8割を受からせろ」とLS生が声を上げても、何の説得力もないのではないか。

日々、LSの中で勉強を重ね、新司法試験で試験委員を驚かせる答案を書く。その後も、「LSを出た人間は違う」と言わせるだけの力をつけることである。

逆に、LSからまともな法曹人材が出てこないようであれば、LS制度は速やかに終わらせなければならない。

LS関係者は安泰ではない。むしろ、ここ5年が試練の年である。今の教員が、一・二期生が、この制度の下で、どれだけの結果を出せるのか。まさに試されているときなのである。
by meronpanss | 2004-11-02 01:25
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