「弁護士自治」とは何か。
自分たちのことは自分たちで決める。乱暴な言い方をすればそうだろう。 (正確な定義を知りたい方は、はやりの法曹倫理の本でも読んで下さい) 国家権力の介入は許さない。なんと崇高な理念・制度。 しかし、弁護士になるための「入り口」には、国家権力が介入してくる。 それが法務省が実施する「司法試験」という制度である。 司法試験に受からなければ、弁護士自治の担い手には当然になれない。 さらに我が国の場合は、「司法研修所」がある。 このように、「弁護士自治」と言うが、その担い手は国家権力がふるい分けている。 その意味で、国家権力にとっては、「弁護士自治」なんて痛くもかゆくもないだろう。 所詮は自分たちが認めた人たちが、自治と叫んでいるだけなのだから。 その意味で、学者の世界は徹底している。 先輩が後輩を育てるという師弟制なのだから。国家権力の介入など許さない。 学者になるための国家試験なんぞ存在しない。先輩が認めれば、学者になれる。 ・・・ただ、これが成功したか失敗したかは、第三者の評価に委ねたい。 以上、深夜の素人の戯言であった。
by meronpanss
| 2004-10-26 02:53
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